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​どろんこあーとについて

木の表面

何をするところなのか?

 「どろんこあーと」は、創作活動や探究活動を通して英語を学ぶ教室です。

 3歳から12歳までの約10年間を通して、子ども一人一人の持つ様々な力を育みます。エリートやトップを育てるのではなく、自分らしさを発見しそれを伸ばしていくことを目的としています。人と比べるのではなく、自分らしさを認め、人を認めることで共に生きる力を持った人になれると考えています。

 また英語を1つの教科として、生活からかけ離れたものとして考えるのではなく、日常や、子ども達の興味関心のあることから取り入れることで英語を身近なものとして接し自然と頭の中の辞書のページを増やしていくことが出来ます。

目的とは?

 「どろんこあーと」は、子ども達の成長の中で今この瞬間を楽しんで過ごすことが1番の目的です。高校で教員をしていた時、「なぜ今の子ども達はやりたいことや、好きなことがないのだろうか?」と不思議に思っていました。それは幼い時からいつも「いい大学に入るために、いい就職をするために、いい老後のために」と常に『いい』将来のために今を犠牲にして生きて来たからではないでしょうか。

 そもそも『いい』とはなんでしょうか。私たちはみんな一人一人が違う人間です。つまり『いい』は人それぞれ違ってもいいのではないでしょうか。それなのに『いい』将来を求めて一人一人の自分にとっての『いい』を見つけようとしないまま、選択しなければならないポイントまで生きて来てしまっていることが問題ではないでしょうか。

 3歳から6歳までの時期は多くのことが新しい体験として経験できるとても貴重な時間です。さらにその時期の経験を広げ自分自身を知るためにも12歳くらいまでの体験が大切だと考えています。その時期の経験がその後の一人一人の人生の『いい』の種となります。

 私は、この「どろんこあーと」で子ども達に様々な種を見つけて欲しいと考えています。その種が全て育つかどうかは分かりません。しかし、たくさんの種を蒔くことで自分の好き嫌い、得意不得意や上手下手が分かるようになるはずです。

 様々な経験からたくさんの種を見つけ、一人一人にとって色々な『いい』を見つけることが「どろんこあーと」の目的のひとつです。

私とどろんこあーと

 「どろんこあーと」は、私の父も通った児童絵画教室でした。ふわふわ先生というお婆ちゃん先生がいつも温かく見守ってくれていて何かを強制されることはありませんでした。しかし教室のルールをしっかりと守り一人一人が自分らしくいられる場所でした。

 残念ながら、ふわふわ先生は2011年に天国へ行ってしまいました。先生が1955年から2005年までやってこられた「どろんこあーと」と同じ教室を開くことはできませんが、私が3歳から12歳まで、ふわふわ先生から得た種を育ててきて、少なからず私はいつも自分にとっての『いい』を見つけ、選んで生きて来たと思っています。このような生き方を選んでこられたのは、私の根底に「どろんこあーと」での経験があったからだと信じています。

 これからの日本だけでなくグローバルな社会で自分らしく生きていくことのできる子ども達を育てて行きたいと考え、「どろんこあーと」を開こうと決意しました。

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​ふわふわ先生のどろんこアートについて知りたい人は

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